賃金・賞与・残業代

年俸制と残業代

当社の従業員から残業代を請求されました。
しかし、この従業員については、年俸制を採用しており、当社としては年俸の中に残業代も含まれていると考えています。
年俸制の場合でも、残業代を支払わなければいけないのでしょうか。

年俸制の場合でも、残業代を支払わなければいけません。

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管理職の残業代

管理職であれば残業代を支払わなくてもいいでしょうか。管理監督者に該当するかは、どのように判断されるのでしょうか。

管理職であれば残業代を支払わなくてもいいというわけではありません。役職の名称上管理職とされる従業員であっても、労働基準法上の管理監督者に該当しないのであれば、残業代を支払わなければならないからです。

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みなし残業時間の残業代

営業担当の社員から残業代の請求をされました。
しかし、当社は、外回りの営業担当の社員については、実労働時間の管理ができないことから、時間外労働に相当する給料を営業手当として支払っています。それにもかかわらず、改めて残業代を支払わなければならないのでしょうか。

改めて残業代を支払わなければならない可能性があります。
労働者が労働時間の全部または一部について事業場外で業務に従事し、かつ、労働時間の算定が困難な場合には、所定労働時間だけ労働したものとみなされます(事業場外労働のみなし制)。ただし、その業務を遂行するためには所定労働時間を超えて労働することが通常必要になる場合には、その業務の遂行に通常必要とされる時間労働したものとみなされます。

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残業代請求への対応

先日退職した元従業員から、未払いの残業代があるとして、内容証明郵便で残業代の請求がきました。どのように対応すればよいでしょうか?

まず、内容証明郵便に記載されている未払い残業代の計算根拠について検討した上、貴社保管の資料(労働時間についてタイムカードや就業規則等、賃金について賃金規程、賃金台帳や給与明細等)と照らし合わせ、元従業員が主張している未払い残業代の金額と、貴社が想定していた残業代の金額とを詳細に検証する必要があります。検証の結果、貴社が想定していた残業代の金額を超える金額の支払義務のある残業代があることが判明すれば、その差額分を支払わなければなりません。

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損害賠償分の天引き

当社は飲食業を行っているのですが、従業員が店の高級食器を数枚割ってしまいました。
そこで、今度支払う給料は、高級食器の弁償代を差し引いて支払おうと考えているのですが、問題はないでしょうか。

高級食器の弁償代を差し引いて給与を支払うことは、原則として違法であり、罰則の対象ともなり得ます。

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賃金の減額の可否

ここ数年間経営の悪化が著しく、このままでは全従業員に対して賃金を支払っていけないという状態にあります。
そこで、就業規則の賃金規程を改定し、賃金の引下げを行うことによって対処したいと考えているのですが、このようなことは可能でしょうか。

就業規則の賃金規程を改定し、賃金の引下げを行うことは、一定の場合に可能です。

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